情報格差について
続いてエントリします。
こんばんは。
どうもうめしんです。
思考の整理のために続いてエントリです。
インターネットが普及して様々な情報を能動的に知ることが出来る世の中になりました。
良し悪しは別にして、インターネットは非常に便利で、思考プロセスやビジネスチャンスまで全ての領域において革命を生み出した20世紀最後の大発明だと思います。
ここで書きたいのはその情報の「格差」についてです。
インターネットは分かりやすく伝えるために例として挙げましたが、インターネットが普及するはるか昔から起きている事です。
ビジネスは全て「情報」だと思っています。
- 前例が無い
- 他社より安価で同じクオリティーが提供できる
- 売ることで世の中の仕組みの一部に取り込む
など、実現するにはすべて「情報」が必要なんです。
それを知っているか知らないかの違いで全て変わります。
きっかけはそれだけの事だと思います。
今は情報を入手する手段(ルート・デバイス)も様々です。
情報が多い現状だからこそ、確かな情報を見極めるスキルが大切なのです。
事実と不確かな情報、を整理して吸収しなくてはいけません。
過去のエントリで書きましたが、インプットとアウトプットも欠かせません。
2014年はスマートフォンで言えば「ニュース系アプリ」が流行でした。
複数のニュースを一つのアプリで寄せ集めて見れる、というのが売りです。
確かに便利で、かつ自分の知らない領域のニュースも入ってくるので非常に参考になります。
代表的なアプリはこの辺りかと思います。
PCサイト用のコンテンツも当然用意されています。
Gunosy(グノシー)|ニュースが無料で読める!話題の記事や情報まとめ読みスマホアプリ
情報の集め方や内容もそうですが、アプリなのでスマートフォンで見ることを前提としたインターフェイス(見た目)の設計がされていて、かなりロジカルな構造になっています。
またこの辺りだけでも新聞よりも情報量が多く、また短い文章で伝えるためにまとまっています。
このようにちょっと「知ってる」だけで情報の取得の手段が変わります。
前のエントリのgoogle検索の技もそうです。
「知ってる」だけで、接点を持つ情報が変わります。
そこが「格差」につながるんです。
正直「知らない」ことが悪だとは思っていません、しかし「知ってる」だけでそこに差があるのは事実です。
だから各方面の情報を知ることが大切だと思っています。
ですが、ここにも問題点があります。
基本、知りたい時に調べるので自分の考えが主体的になります。
それはgoogleの検索機能を使って調べる時点で、「自分の思考パターン」のフィルタがかかった状態で調べているのです。
だから検索する時も、検索ボックスの中のロジックを知っているか知らないか、で検索結果が変わってきます。
「フィルタ」を通した思考で知りたい内容を入力している時点では、表示される検索結果もそれに同期してます。
だから自分の思考と似た(求めた)結果を選択して内容を見るんだと思います。
確かに「知る」という目的は達成できるんですが、あくまで自分目線が抜けていないので「俯瞰的」でもなく、「事実」だけではありません。
それは「主観」や「憶測」・「類推」が含まれていてもおかしくありません。
そこを注意しなくては「知った情報」を有効活用できません、注意してください。
ちょっと前にネットでよく見た内容がまさしくそうです。
スタバとモンサント社の気になる動き|朝型美人になるウーマン朝食会@大阪・東京
これがその記事なのですが、事実かも知れませんが「情報の整理」は必要なんですよね。
この記事がFacebookでシェアされて、それに「自分の意見を重ねる」というプロセスを数多く見られました。
この記事をシェアして「私はもう行きません」とか「生産者の見える地元のカフェに行きます」とか様々な意見を書いてましたが・・・。
短絡的にこの記事だけ見ればそうかも知れませんが、
- 外国はそうかもしれないが、そもそも日本国内は日本法人で別
- 情報自体が確実性はどうか(内部リークや数値化されたデータは見当たらない)
- 食品を販売する上での法律は各国で違う
など、いくつも整理をしなければならない情報が含まれています。
色々と整理をした上で「シェア」するのであれば誤解を招かないためにも、「整理した情報のsource」を明確にしておくべきなのです。
小生がスターバックスが好き、という事実は関係無く「確かで無い事は言い方を考える」点が大切だと思います。
それがブログやSNSの自分のアカウントで情報を発信する際に出来ていないと、不確かな情報のまま他人に伝わる可能性が出てきて、それらの情報が積み重なって、その結果別の事で自分が何か知ろうとした時に整理が出来ない、という状態になります。
というように「情報sourceを明確にする」というのはメディアの人なら当然の事です。
昔から新聞やテレビの記者も「裏取り」は欠かせません。
東日本大震災でも同じでした、大手メディアではなく、フリーの記者のメディアやインターネットの活用で多くの情報が表に出てきました。
そういう事なんです。
同じ事です、ただ情報のデバイスが違うだけの話。
この辺りをしっかり整理出来ていない人は結局曖昧で、情報伝達に支障をきたします。
だから普段から色んな情報に接する事と、入れるだけでなくアウトプットが重要という事です。
アウトプットについては次のエントリで書きます。
このエントリはこの辺りで終わり。
ではでは。