非日常だった山の中から日常をお届け

熊本県へ移住後に思ったことや考えをまとめるBlog

クライアント様との初日

こんばんは、うめしんです。

 

先ほどのエントリをした後、ぐったりで横になったら居眠りしてました。

起きたので、次のエントリです。

 

都内初日の月曜日、クライアント様との初日でした。

目黒駅へ到着し、事務所へ向かう。

到着後、すぐに具体的にこれからの仕事の話しを進めていきます。

元々、畑の違う方々と一緒に仕事をする事になったので、

とにかくみんなに少しでも伝わるように工夫して議論を進めました。


Web製作みたいな事って、結構捉えにくいと思うんですよね。
個人的に思うのは、DTPと異なり

  • 見る媒体が動的(リンクをクリックすると見る内容が変わる→導線を考慮)
  • パソコン、タブレットスマーフォンと見るデバイスを考慮
  • 見せる情報を階層で分ける必要がある
  • 「生き物」のような媒体(紙媒体のように作りきりでは無い)
  • 「Webサイト解析」する事で見えてくる事象が多く存在する(良し悪しは別にして)

という感じで、色んな点を紐解きながら、説明しながら議論を進めました。

 

Web製作に関わる人なら至極当然な内容ばかりを列挙しましたが、DTPのみで今までやってきて、自社のクライアントの需要から追加で業務を遂行している人たちには、このあたりの前提というか土台の考え方やロジックが必ずインプットされているかは未知数です。

 

恐らくWeb製作に関しては、現在は分業が主流だと思っています。

などでしょうか?

 

あと使われる用語や製作プロセス(ワークフロー)も異なります。

こんな感じでしょうか?


Amazon.co.jp: 新・Webデザインワークフロー: 坂井 とわ子, 生田 昌弘: 本

 

あくまで例で出しているので、現場レベルは多様だとは思いますが。

このベースになる初版の書籍は確か2003年に出版されていたように思います。

その段階で自分たちのワークフローを体系化しているand外に打ち出すというアプローチは当時では無かったように記憶しています。

 

仕事で身につける過程が様々なので、ワークフローも様々な事は承知で誤解無きようにだけしたいのですが、「体系的に表す」事が出来ている時点で凄いと思ってます。

 

話しが若干逸れましたね、すみません。

前提情報と言うか、お作法を共有する事で今後一緒に仕事をする際の認識を統一しようというのが趣旨です。

 

これから長いお付き合いになると思うので、スタートアップは時間を要しても、意識を合わせるところから取り組みたいと思います。

 

デザイン面(右脳系)の弱い小生としては、ビジュアルに拘りを持って仕事に取り組む姿勢は見習いたいと思いますが、Webに関しては外的要因が強いと思っています。

  • 世の中のWeb技術の進歩(苦労して製作しても陳腐化する可能性)
  • 世の中のデバイスの進歩(昔のようにPCだけでなくスマートフォンの出現)

のように、プラスαの考慮点がある以上は、それを織り込まなくてはいけません。

 

なので、スタートアップでガチガチに作り込むような思想で取り組みたくは無いと思っています。

あと、一定期間と工数を割く部分においては「可能な範囲での最適化」は十分に考慮する必要があると思いますが、最初から完璧を求めるような仕事の仕方は正直好まないです。

Webサイトをリリースして、定量評価などの効果測定をした上での、次のステップを検討するべきだと思っています。

 

上記の考え方も正解では無いと思いますが、Webサイトを使ってマーケティングを行う上では、常に仮説検証型のアプローチが必要なんだという事を言いたいまでです。

 

なので、リリースしたらそこでゴールではなく、そこがスタート地点だと思います。

今回の滞在では、この辺りの意識の共有まで進めれたら、一定の効果というくらいの大らかな気持ちでいます。

 

気づけばもうこんな時間ですね。

明日に備えて、二度寝します。

おやすみなさい。